『トーストとかいう人生の先達』
今日の夕御飯はパン食にした。タマゴトーストだ。ゆで卵を切り刻み、マヨネーズで和え、塩コショウで味を整えたものをパンに乗せた例のトーストだ。美味しいやつである。
タマゴトーストはその実り(上の具材)を欲張れば欲張るほど、それを手にするとき(口にするとき)に取りこぼすリスクが高くなる…
そんな風に自分自身の欲望への警告をしてくる奥深い食べ物である。
タマゴを乗せた後、上にチーズを乗せてさらに焼いたのだが、これは目の前の実りを我慢しさらに手を加えることでさらに高みを目指せるという教えも与えてくれる有能さまである。
前世で徳を積まないとタマゴトーストとしては生まれ変われないのだろう。
かといって成果を得ることを後回しにし続けるとリスクが高まるということは、賢い諸氏なら既に知っているだろう。
そう。先に四方のパンの耳を食したら、中央部が食べづらいというアレだ。
かくなるぼくも適切なタイミングがあるんだなと過去に気づかされたものだ…
まだ気づいてないことも多いだろうし、トースト道はまだ極められそうにない…