みんなみんな生きているんだ

みんなみんな生きているんだ

ただただ垂れ流す、それだけの事

事業所が休みになったんでスロットした話

 

今朝の話である。

普段通勤に利用している路線が台風の影響で運転出来ず、復旧もいつになるやらという状況であった。

 

 

「はあ…今日は出勤無理かもしれんな、事業所に電話するか」

 

 

電話したところ『今日は休みでええぞ』とのことだった。

 

「いつもはよく分からん指示飛ばすくせに、今日は違うんかな?

まあ良いやそういう指示出たし休むか」

 

 

 

 

しかし急に予定が無くなって手持ち無沙汰になってしまったのである。

さてどうしたものか。予想していたとは言え予定変更ということで悩んでしまう。

 

 

 

家で二度寝するという選択肢も確かにあった。しかし今日の私は違った。

 

 

 

 

 

【スロット、しようかな】

 

 

 

 

そう思うや否や街の中心部にある建物に向かう。

そこで私は1000円をコインに両替した。

どうやらその建物ではそのコインを使ってスロットを楽しめるらしい。

 

 

スロットで遊ぶために必要なコインは最低1枚。両替したコインの数からすれば微々たるものだ。

試しにまずはこれで一回まわしてみる。

 

 

回転すると同時に様々な絵柄を目にした。楽しい、しかし外れである。

 

「まあこんなもんだよな」

 

 

外れ、外れ、外れ、外れ、軽い当たり、外れ、外れ。

そんなことを繰り返していると、あっという間に両替したコインは尽きてしまった。

 

 

コインが尽きて初めてふと思う。

(他の人って当たってるんだろうか)

 

「どうですか調子h…」

私がそう聞こうとするや否や

『『『これでもやるからあっち行ってろ!』』』と強く遮られてしまった。

 

当たり前である。人が没頭して楽しんでいるのに話しかけるなんて不躾だ。反省点である。

 

 

「さて、と。このコインでもう一度うつかな。」

小当たり、小当たり、外れ、外れ。

途中プラスに転じたこともあったがやはりすぐに溶かしてしまう私であった。

大敗である。悔しいという感情よりも

「あっという間に溶けた」ということに笑いがこみあげてきて笑ってしまった

 

根本的にスロットに向いていないということを確認することが出来た昼だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを思いながらスロットの前を立ち去るのであった。

それじゃあねタマムシゲームコーナー。