繰り返さないでっていう無力感
「いつの日から こんな風に上手に
人混みを歩く 靴を履いたのは」
最近やたらと脳に染み込んでくるバクホンの『夢の花』という曲の冒頭のワンフレーズである。
私は(寂しさを強く感じるときもあるが)、根本的に人間と関わることが苦手だ。
会話とかもぎこちないし、人と仲良くするための導入部すらも正直分かっていない。
『それでもそんな自分を少しでも変えられたら良いな』そう願って、少し背伸びして人と関わろうとしてる自分に最近気づいて刺さり、そして疲れてしまった。
何が間違っていたのだろうか?
背伸びしてしまったこと?
人と関わろうとしたこと?
今の事業所を選んだこと?
人に優しくならないとって思ったこと?
それとも今までの生き方?
その全てなのかもしれないし、
そのどれかなのかもしれないし、
どれでもないのかもしれないし、
少しずつ当てはまってるのかもしれない。
今日定期検診を受けて「休まないといけない」という診断を受けてしまった。
私は何をやってるんだろうか。
その原因を考えてみようにも、今の判断力の落ちきった私には為すすべもない。
体力や気力ってどう回復させるんだっけ?
以前頼った人にまた頼っても良いものだろうか?
もはや今何をすれば良いのか(休み方が)分からなくなっている私がいる。
そんなことを考えていた私に、この曲の別のワンフレーズ
「自分さえ愛せずに 人を愛せはしない
比べた数だけ 汚れてく涙」
が刺さる夕方なのであった。